日差しが強くなると、紫外線対策は特に気になりますよね。
ところで紫外線と一口にいいますが、3種類あるのをご存知でしょうか。
波長の長いものから順にUVA・UVB・UVCがあります。このうちUVCはオゾン層で吸収され、地上には届かないのですが、UVAとUVBは
シミやシワをつくる大きな原因といわれていますので、要注意です。
最近では、年齢による老化よりも、紫外線によるダメージの方が重大といわれていますので、特に注意しなければいけませんね。
さて、このUVAとUVBの違いをここで確認しておきましょう。
●UVA
真皮まで達して黒くなる日焼け(サンタン)をおこさせるもの。
あまり皮膚が赤くならずシワやシミの原因をつくります。
●UVB
皮膚に赤い日焼け(サンバーン)をおこさせるもの。
皮膚ガンの原因といわれています。
どちらもきちんと防ぐことが大切ですが、UVAは窓ガラスなども通りぬけてしまいますので、室内や車の中にいる時にも予防しておきましょう。
また、紫外線は春先からどんどん強くなり5月〜8月頃までが多く、1日のピークは午前10時頃〜午後2時ごろまでといわれています。お出かけの際には、サンスクリーン剤を塗るだけでなく帽子や日傘、サングラスなどでしっかり防止するよう心がけてください。
サンスクリーン剤を購入される際、「SPF」や「PA」という表示をご覧になったことがあるかと思いますが、これはいずれも紫外線防止の度数を表す指数になります。
UVAを防ぐ効果があるのが「PA」、UVBを防ぐ効果があるのがSPFで数値が高くなる、または+が増えるほどその効果がアップします。
紫外線はお肌にとって美容上大敵ですので、もちろん浴びないことが一番なのですが、日常生活の中ではなかなかそうもいきませんよね。
また、紫外線を気にするあまりにレジャーを楽しめないのもつまらないものです。UVケア用品は正しく使うことで効果が持続しますので、上手に取り入れて美しい肌を守りましょう。 |