OPAL * NET Cafe
2005/9/29 vol.18
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爽やかな秋風が、肌に心地よい季節になりました。この秋のメイクはちょっと冒険して新しいアイテムを取り入れてみるのもいいですね。

今月のOPAL NET Cafeでは、前回に引き続き、Hair&Make Up Creatorとして活躍される「長谷川公洋」氏のメイクアップレッスン第2回目をお届けいたします。

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キレイの研究室
キレイの為のメイクレッスン2「Liprouge」

一般に口元の美しい人の60%は美人と言われています。

*唇の表面が荒れていると、メイクアップ全体が粗雑に見えやすいので注意してください。

リップは色や形、質感によって、あらゆる表情を作り出す事ができて手軽に変化が楽しめる部分と言えます。一般的にはリップスティックがポピュラーですが、最近は手軽なグロスタイプを唇に塗る方が多いのではないでしょうか?

リップは色をのせたり取り除いたりが簡単にできる為、安易に処理される方も多いと思いますが、実際には唇の輪郭の補正を綺麗に行ったほうが顔はより美しく見えます。とはいっても食べ物や飲み物を1日の中で何度も口にしますので、その度に手の込んだ事を行うのは大変です。

しかし唇の形や色(色素の濃さ、大きさ、厚さ)は個々によって違いますので、同じ色を使用しても印象が違って見える事もあります。また、リップの色や質感はメイクアップ全体のイメージを高める効果がありますので、色や質感の持つ印象を大切にして効果的な演出を考えてみましょう。

 

Lip itemの説明

Lip stick スティックは一般的にポピュラーなもので質感的に種類も多くなってきています。 〔mat・half mat・sheer・pearl・neutral〕
Lip liner ペンシルタイプで唇のアウトラインを描くのに適しています。
油分の多めのものを使用する場合、最初にリップライナーで唇の輪郭を取ってからリップを塗ると崩れにくく綺麗に仕上がります。
この時にリップの色よりも少し暗めのペンシルを使うと、唇が引き締って見えます。
Lip gross ペイストタイプで唇にツヤを与えます。グロスには色があるものと、無いものとがあり、リップスティックやライナーとの併用が一般的です。

Liptechnique(塗り方の基本)

ご参考までに紹介させていただきます。

1)リップを描く前に唇の輪郭をファンデーションやコンシーラでぼかしておくとリップラインが自在に綺麗に描けます。また、唇の大きさの修正が必要な場合にも、この処理が効果的です。
唇の大きさの修正は、内側、外側いずれも0.8〜1mm以内で収めるのが、自然で美しいとされています。

2)鮮やかな色のリップは輪郭をクッキリ描くと綺麗に見えます。くすんだ色のリップも輪郭が曖昧だったり、塗りが中途半端だったりすると下品な印象を与えやすい為、ペンシルで輪郭を整えておくと上品に仕上がります。

3)印象の弱い薄い唇は、輪郭がぼやけてなくてもハッキリしない印象になりがちです。
唇の色よりも気持ち濃いリップライナーで、ややオーバーラインを取り、口角からリップピークに向かって0.8〜1mmの範囲で拡大します。
但し、唇の中心はそのままに濃いLipで印象を強くするのではなく、ツヤをプラスして、ふっくら見せます。

4)ボッテリした厚い唇は印象が強くなりがちです。
唇の外側は肌に近い色のコンシーラで輪郭をボカシ、唇に赤みがあれば黄いみのコンシーラで赤みをカバーします。コンシーラを馴染ませた後、ベージュ系のリップペンシルを使って輪郭を決定します。
最後に柔らかく薄い色を使って仕上げれば、主張しない自然なリップに仕上がります。

by koyo

キレイの為のメイクレッスン3「Cheek rouge」

初めに申し上げておきますが、頬の処理は実に難しいです。

私は一般女性の方が、ご自身に合ったチークを入れているのをあまり見たことがありません。

多くの女性は「なんとなく」頬に色をのせていると言った感じで処理されているように思います。つまり、ご自身が美しく見える為のチークの入れ方を知らないままに行っているのです。

目元は丁寧にメイクをされている方でも、チークは最後にサッサッと訳の分からないままブラシを動かしている方も多いのではないでしょうか?!

しかし本当に顔が美しく見せる為には、実は「チーク」が大切なんです。
チークを直せばもっと綺麗に見えるのにと私は感じる事も多々あります。
もっともっと美しい女性が増えてほしいと願う私が伝えたい「正しいチークの入れ方」をマスターしましょう!

  チークの謎を知る?

頬は顔の中でもっとも範囲の広い部分です。「メイクアップ全体のバランスを整える役割」を果たしますので、とても重要といえます。

そこで、ご自身の頬骨の位置を理解した上で正しいチークの入れ方をマスターする事がとても大切になります。チークは顔の印象を「かわいらしく」見せたり「女らしく」見せたり、時には「顔を引き締めて」見せたりと、頬骨に対する影の入れ方で様々な効果が得られますし、顔の形に合わせて修正を加える事も可能です。

基本的には、どのような印象の顔に見せたいかによって、チークの入れる位置を変えなければいけません。チークやシャドーの色を変えただけでは「顔そのものの印象」は何も変化しないのです。

例えば、「ピンク=かわいい」という一般的な色のイメージがありますが、メイクアップではピンクの色を使用しただけで全ての女性がかわいく見えるかと言えば「NO」と応えます。何故なら、かわいく見える為のチークの塗る位置が個々にありますので、仮に同じ色を使用してもその判断が間違っていれば、かわいく見えない場合もあるのです。

これは骨格と顔そのものの印象(香り)を見なければ、適切に判断する事は難しいと言えます。チークは最終的にはアイメイクやリップとのバランスを考えて、色や濃さを判断しなければいけませんので、頬の処理はとても難しいと言えるのです。

私はプロのメイクアップの上手い下手の基準をチークで判断したりします。
本当に顔や骨格を理解できてメイクアップを行っているかが分かりますし、色ののせ方で技術的な事も判断できるからです。

上手いメイクは色をのせた部分と、のせてない部分との境が綺麗に肌に馴染んでいます。下手なメイクほど、チークが顔から浮いて見えます。
頬だけではなく、顔の輪郭の処理もチークでは重要となりますので、マスターするにはプロのアドバイスとレッスンが必要ではないでしょうか?!

多少時間がかかっても、ご自身の顔に合った正しいチークの入れ方をマスターできれば、TPOに合わせたり、洋服にあわせたりしてメイクアップを楽しむ事が可能となりますので、是非ご自身の個性が活かされるメイクアップテクニックを身に付けていただきたいと思います。

by koyo

長谷川氏からのメッセージ

私は今回、より多くの皆様に毎日のメイクアップが楽しく思えるようにと願う気持ちでメイクアップにとっても大切な事を中心にお話させていただきました。

本来ですとHOW TO的に細かなアドバイスも必要かと思いますが、実際に相手の顔も見ず、一般的なコメントで済ませたくないと言った事もあり、とにかくメイクアップの基本的な考えを再認識していただく事によって、更なるステップを皆様に提供する事ができれば良いのではないかと思いました。

メイクアップは頭で理解できても、なかなか思うように表現する事が難しいと思います。私も実際に皆様のお顔を拝見した事がある訳ではありませんので、単純に「こうですよ」と言った事は言えません。何故なら「全ての女性に美しさがあり個性があるからです」
その個性を活かす為にメイクアップがあると考えますので、顔を見ずにありきたりなアドバイスはしたくありません。

ですから、今回は全ての女性を対象に、メイクアップの考え方を中心にお話をさせていただきました。もしも機会がございましたら、是非一度私のメイクアップを実際に見ていただき、今回お話させていただいた事を実感していただけると一層ご理解いただけると思います。
勿論、皆様おひとりおひとりの顔を拝見し、適切なアドバイスができるような機会があればと考えます。

「素顔の時よりもより美しく」「永遠に美しく!」その為のメイクアップであれたら毎日素敵な女性でいられると思います。

他人と違う部分こそが自身の大切な個性ですから、ご自分の個性を大切になさってください。GOOD LUCK!

Hair&Make up artist by koyo

『Vrai maquillage 』ビューティー メイクアップ プレイベントに参加しませんか!
  ビューティー メイクアップ プレイベントに参加しませんか!

大阪、東京を拠点に活躍中の長谷川公洋氏によるメイクアップイベントを10月22日に開催!個性を引き出すメイクアップの知識とテクニックをアドバイスいたします。

日時: 2005年10月22日(土)
場所: muse-osaka
会費: ¥1000
(ウェルカムシャンパン、ドリンク ケーキ付)

イベントのお申し込みはこちらから

キレイのための今月のオススメアイテム
やさしいベール 天使のマジック

お肌の気になるポイントやお悩みを、きれいにカバーするコンシーラー。
いつものメイクにプラスして、今までにない美しさや華やかさをくっきりメイキングしてください。

・気になるくすみやクマをナチュラルにカバーし、メイクの仕上がりを明るく見せます。
・ソバカスやニキビ、ニキビのあとなどをカバーし、メイクを美しく、なめらかにととのえます。
・少し硬めのタッチで密着感が高く、リキッドやクリームタイプのファンデーションを重ねてもヨレにくいのが特徴です。

チュラベル コンシーラー
『チュラベル コンシーラー』(補正用化粧下地)
「コンシーラー、どうやって使ったらいいの?」 コンシーラーテクニックはこちらから↓
健やかな素肌を育てるには、効果的なスキンケアが大切!
70年以上の歴史を受け継ぐロングセラー化粧品『美容原液オパール』

キレイの常識、ウソ?ホント?
「キレイの常識、ウソ?ホント?」前回の結果
Q. あなたがメイクされるとき、何を参考にしますか?(複数回答あり)
結果グラフ
メイクアップの参考に雑誌の記事を利用されている方がとっても多いですね。もちろん、今年の流行のメイクなどは、いち早く雑誌が取り上げて紹介いたしますが、それが必ずしも皆さんにぴったりとは限りません。
ご自分の個性をいかすメイクアップのために、プロのアドバイスを受けてみるのもいいかもしれませんね。
「キレイの常識、ウソ?ホント?」前回の当選者
前回の「キレイの常識 ウソ?ホント?」のプレゼント当選者は以下の5名様に決まりました!おめでとうございます。
「チュラベル エアリーカールマスカラ」をプレゼントいたします!
ami
れおちゃん
うさ子☆
seika
椿
(順不同・敬称略)
PRESENT
プレゼント アンケート&プレゼント
今月のプレゼントは、ナチュラルで上品な口元を演出する「チュラベルエアーリップ(N54)ヌード」 そして、お手持ちのアイカラーによってニュアンスが変わる「チュラベルエアリーアイズ(GL1)ゴールド」 を<2品1セット>にして5名様プレゼント!
あなたも「キレイの常識」に答えてみてくださいね。
アンケートのご応募はこちらから

編集後記
今月のメイクアップレッスン、チークのお話ではちょっとどきっとされた方も多かったのではないでしょうか。いつも鏡に近いところでメイクをすると、どうしてもバランスがわからなくなるものです。最後は遠くの鏡でお顔全体のチェックをお忘れなく!

発行:株式会社 三香堂
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お問合せ: cs@opal-co.co.jp  
カスタマーサービスセンター:06-6762-7711

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