毎日暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
日本の夏といえば、高温多湿・強光長日と言われるようにむしむしと 暑い夏ですね。
今回は夏の汗についてお話ししていきたいと思います。
皆様汗のかく状態によってお肌に与える影響に違いがあるのはご存知ですか?
汗には、じわじわと霧状になってお肌を包み込む汗と、雫になって滴り落ちる汗があります。一見同じ汗でしょうと思いますが、両者には大きな違いがあります。
霧状になって出る汗は汗をかいている実感があまりなく、お肌の中の不要になったものを汗として排泄しているもので、弱酸性であることや、角質を修復する成分が含まれていることなどから、お肌の表面を弱酸性に整えたり潤いをキープするのに
役立っております。
一方雫になって滴り落ちる汗は、体温調節のために大量に水分を分泌し蒸発させることで、体温が高温になることを防いでいる汗ですが、血液の水分が直接汗腺から大量に分泌されたもので、血液と同じ弱アルカリ性を示しております。
そのため角質の状態に影響を与える汗となります。
この汗はどんどん蒸発していれば問題ないと言えるのですが、空気中の湿度が60%を越えると汗は蒸発できなくなり、お肌の表面をアルカリ傾向にしてしまいます。
でも、私たちのお肌には常に健やかな状態を保つ中和能力というものが備わっており汗や洗剤などのアルカリの影響を受けないようになっています。 しかし、お肌の環境が整っていない場合はこの中和能力が十分に働かないために、角質はふやけ、肌のために大切なセラミド(細胞間脂質)やNMF(潤いをキープするもの)が汗とともに失われザラザラと透明感のない曇りガラスのようなお肌になり、老化やトラブルの引き金になっていきます。このような状態を防ぐには、日頃からお肌の素材であるタンパク質を摂取することが大切です。
タンパク質の摂取量は1日に60〜70gが目安と言われていますので、肉類を20g前後、
残りを野菜や魚、卵、乳製品などから摂取することをお勧めします。
さらに、日頃お使いのスキンケアにもバランスのとれたタンパク質(アミノ酸)を
配合したものでお手入れすることも大切です。
汗腺の働きが活発になると皮脂腺の働きも連動して活発になりますので、汗が乾いて毛孔が硬くなり排泄しづらくなるとニキビが出来やすくなったり、化粧崩れやテカリも起きますので汗で乾かないお肌を日頃から育むことが大切です。
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・汗で皮脂膜の状態が悪くなっている方は洗顔後放置をしておくと、お肌が脱水状態になり、乾燥してトラブルを起こしやすい状態になりますので、オイルなどですぐに保湿しましょう。
・汗や紫外線のストレスなどで、お肌の中は硬くなり老廃物など汚れでいっぱいになっています。お肌の表面はもちろんですが、お肌の内部の環境も健やかに保つようにしましょう。
・お肌のバリア機能を高めるために、しっかりとした角質細胞を育む良質のタンパク質を補給しましょう。また、角質由来の皮脂には汗と毛孔由来の皮脂を乳化させ、上質の皮脂膜に整える働きもあります。
・噴き出た汗を放置しない!お化粧水(薬用オパールR−Vを除く)をスプレイボトルに入れて持ち歩き、汗をかいたら小まめに汗の上から吹きかけティッシュなどで押さえましょう。美肌成分の消耗を防ぐと同時に、皮脂によるテカリや化粧崩れも防げて一石二鳥です。
・皮膚の温度が上昇すると血管が拡張を起こし汗や皮脂が出やすくなりますから、朝のお化粧前にほてりを沈めてからメイクをすると、汗や皮脂によるトラブルを予防できます。
・テカリ、ベタつきがきになる方はパウダーの入ったお化粧水で整えてからメイクをするとお化粧崩れしにくく不快感も少なく過ごせます。
※とくに汗をかきやすい方はタンパク質のお化粧品をシリーズでお使いになることをお薦めします。
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特におすすめのアイテムはユルナチュールU・真珠精・ホイップマスクです
『薬用オパールR-III』の効能から使用法まで、幅広い情報を網羅した専用サイトの新コンテンツ『美しい肌の人ボイス』では、『薬用オパールR-III』をご愛用いただいているお客様のお声を順次ご紹介しております。
第4弾のゲストは、日本舞踊の伊賀志賀山流宗家 志賀山登羅 様。
ご愛用いただいている理由や『薬用オパールR-III』への思いをお聞きしました。ぜひご覧ください。
http://www.opal-co.co.jp/r3/voice/index.html |
それは今から9年前の2006年の秋。
まずヨーロッパ、特に美容大国と言われるフランスの方は化粧品に対してどんなモチベーションなのか、スキンケアに対してどのような生活習慣なのか?
年齢や家庭環境、収入などによってどのような差がみられるのか? を調査するところから始まりました。
年中通して乾燥しているといわれる環境で、バカンスに行っては甲羅干しをし太陽を浴びて真っ黒になる事をステイタスとしているフランス人には、特別な今まで聞いた事の無い様なスキンケアの存在などがあるのではないかと期待も込めて、フランスはパリへと9日間の私を含む視察チームが組まれ、旅立ちました。
次号へつづく、、、。
チーフデザイナー MIE
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