皆様新年のご挨拶謹んで申し上げます。
年末年始忙しい日々を送られホット一息されていることと思います。
冬も本番に向かい寒さもいっそう厳しくなってまいりますね。
そこで気になってくるのがお肌のくすみ。
冬ならではの肌悩みについてお話ししたいと思います。
冬は冬眠の季節とも言われています。
冬は夜が最も長くなる季節で、
秋に取り込んだお肌の栄養を蓄え冬眠し、
春に向かってパワーアップするための季節です。ところが冬の環境は
お肌に影響を与え、秋にお手入れが行き届かなかったお肌にとっては、
春から夏にかけて受けたダメージを回復しづらくしてしまいます。
まず気温が低下することでお肌の血流が悪くなり、栄養や酸素などの補給が悪くなるのと同時に、老廃物や炭酸ガスなど汚れや疲れの元を排泄する力も弱くなってまいります。そのために、新陳代謝が衰えてお肌の中の環境が悪くなり、細胞は元気を失ってしまいます。
さらに、暖かい室内と寒い屋外への出入りで生じる急激な温度変化が自律神経のバランスやホルモンのバランスに影響を与え、ターンオーバーが乱れてトラブル肌になりやすくなってしまいます。
次に湿度が低下することでお肌は乾燥しやすくなります。夏から秋にかけてお手入れが不足していたり、素材の補給の出来ていないお肌はバリア機能が低下しデリケートな状態になってしまいます。
このように冬のお肌は、お肌の中の水の濁りが解消しづらい状態にあるため、くすんでハリのない状態になってしまいます。
冬のお肌は寒さで血管やリンパがこわばって、お肌の中の環境が悪くなっています。お肌を温めて血管やリンパのこわばりをなくしスムーズな新陳代謝を取り戻しましょう。
帽子やマスク手袋など寒さをさえぎる対策をすると良いでしょう。入浴もシャワーですませるのではなく、バスタブにつかるようにしましょう。お手入れをする前にホットタオルで温めてからスキンケアをするのも効果的です。
血流を良くするお手入れとしてマッサージもお薦めです。特に、ティースプーン1〜2杯くらいを小瓶に入れて人肌に温めたオイルでマッサージするとお肌がリラックスして明るくもちもちとしたお肌に整います。
なんといってもお肌の環境を健やかに整えて、寒さと乾燥に対する抵抗力を日ごろから育んでいくことが何より大切です。
- クレンジングはお肌全体に優しく丁寧になじませたら、擦り込むのではなくゆっくり手のひら全体を使うようにメイクや皮脂汚れとなじませ、1分〜2分ほど放置し汚れが浮き上がるのを待ってぬるま湯で流すか、ホットタオルでふき取りましょう。
- 洗顔料はよく泡立てて泡でマッサージするように洗い、ぬるま湯ですすぎましょう。特に乾燥しやすい方はすぐにオイルで保湿することをお勧めします。
- 薬用オパールR-Vを含ませたコットンでめぐりのポイントに沿ってゆっくりとタッチングしましょう。寒さで緊張したお肌をゆっくり、ゆっくり触れることでリラックスします。
- ウコン油(トリートメント成分)とウコンエキス(エモリエント成分)を配合のオイル「ユルナチュール U」でマッサージやラップやホットタオルと合わせてパックをすると良いでしょう。明るいイキイキとしたお肌に整えます。
- お肌の素材タンパク質をしっかり補給し、保湿のバリアを育みましょう。
『薬用オパールR-III』の効能から使用法まで、幅広い情報を網羅した専用サイトの新コンテンツ『美しい肌の人ボイス』では、『薬用オパールR-III』をご愛用いただいているお客様のお声を順次ご紹介しております。
第5弾のゲストは、雅塾 主宰 宮田 久美子 様。
ご愛用いただいている理由や『薬用オパールR-III』への思いをお聞きしました。ぜひご覧ください。
http://www.opal-co.co.jp/r3/voice/index.html |
フランスでの発売に向けて現地でのデザインチェックは好評価を受け、これで今後は発売に向け広告代理店や営業手法が固まりさえすればと、期待と不安を胸にパリへ飛んだ2012年の9月の事です。完成した商品に加え、販売促進の為のツールなどについて改めてご意見を伺える場面がありました。デザイナーの私としましてはデザインイメージはすでに安心していましたので、今から思えば意気揚々としていました。ところがパリに着くと、広告代理店の方はもちろん皆さんが口を揃えて仰ることに驚かされました。
「どうしてこの商品はガラスボトルで作らなかったのか?」と。
ご意見を伺ったある化粧品会社の会長は、我が社の社長が少し席を外した隙に(もう完成している商品を前に我が社の社長には気が引けて聞けなかったのでしょうか)、耳打ちする様に私に仰いました。
「ところでMieに聞きたい事があるんだけど、、、。どうしてこの容器はガラスでなくプラスティックなんだい?フランスではガラスボトルでないと売れないよ。」
ヨーロッパでは古くから香水の文化が根強く、ましてやその様な高級品や歴史のあるものは(当然、化粧品においても)全てガラス瓶というのが当たり前だというのです。
その頃日本では安全性の事やPL法を考えて、"より軽量で落としても破損しないもの"というのが基本的な考え方でした。ー方フランスでは"重くても高級感と歴史感が必要"という考え方であると知り、改めて美意識の違い、文化の違いを感じたのでした。
この日の半年後にはパリでの発表(ラウンチング)を予定していた私達は、愕然としつつも前向きにどう動くかを帰りの飛行機の中で思いあぐねながら帰国した事を今でも鮮明に思い出します。
次号へ続く、、、。
チーフデザイナー MIE
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